巨人 4年ぶりの6点差以上逆転勝利!原監督「まだまだピリッとしたゲームをしないと」

[ 2023年5月3日 22:30 ]

セ・リーグ   巨人8―7ヤクルト ( 2023年5月3日    東京D )

<巨・ヤ>ファンにあいさつする原監督(左)と阿部コーチ(撮影・西川 祐介)
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 巨人が8番ブリンソンのこの日4安打目となる劇的な逆転4号3ランで連敗を止めた。

 さすがの原辰徳監督(64)も興奮を隠せなかった。苦しい展開が続き、8回には再び2点差にリードを広げられる嫌なムードの中で飛び出したブリンソンの4安打、2発目の逆転4号3ラン。ブリンソンを出迎える場面では目が飛び出るほどの笑顔で殊勲の8番を出迎えた。

 巨人が6点差以上をひっくり返し勝利したのは2019年8月9日ヤクルト戦(東京D)で0ー7から10ー9で勝って以来4年ぶりとなった。

 原監督は「なんか、この前の勝利もそういう感じの勝利だったですね。もうちょっと脇の空かない、もうちょっと顎を締めながらね、戦いも攻撃も守りも含めてね。そういう野球をしないといけないなと」と冷静に試合を振り返り。続けて「まあ、今日は劇的なね、(8回のブリンソンの)3ラン含めて勝つことができましたけど、まだまだピリッとしたゲームをしないといけないと。逆に勝つことができたのでね、ストレートに反省して明日につなげると、そういうふうに思っています」と勝って兜の緒を締めた。

 先発の高橋を含めて序盤に3投手で6失点。しかしその後のリリーフ陣が何とか踏ん張って勝利につなげたことには「野球というのは先発ピッチャーがいかに大切か。特にプロ野球の場合はね。それを改めて感じました。その中でリリーフ陣もね、役割をしっかり持って、逆風が吹いている中でのリリーフは大変なんですけど、よく頑張ってくれたと思いますね」と評価した。

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