巨人・ブリンソン「心の中で打ちたいと思っていた」劇的勝利呼んだ“恐怖の8番”2発4安打5打点

[ 2023年5月3日 22:07 ]

セ・リーグ   巨人8―7ヤクルト ( 2023年5月3日    東京D )

<巨・ヤ>劇的な展開に目が飛び出るほどビックリ?!ブリンソン(中央)らナインを出迎える原監督(撮影・西川 祐介)
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 巨人が8番ブリンソンのこの日4安打目となる劇的な逆転4号3ランで連敗を止めた。

 諦めなかった。2点を追う8回は4番・岡本和からの好打順で中田翔が左翼越え二塁打、丸が四球を選び1死一、二塁のチャンスをつくると大城卓が空振り三振。しかし、ここまで3安打のブリンソンが2死一、二塁で打った瞬間の逆転3ラン。最後は大勢が締めて、最大6点差あった試合をひっくり返し連敗を止めた。

 8回裏の劇的な一発から守護神・大勢が締め、興奮が収まらない東京ドームでのお立ち台。殊勲のブリンソンは、3回の第1打席に左翼線を破る二塁打、5回には3号2ランを放ち、7回には三塁内野安打。そして確信歩きの、この日2発目となる逆転4号3ランに「アリガトゴザイマ~ス!完璧な当たりでした。勝利になるホームランを打てて本当にうれしいです」と胸を張った。

 8回、ヤクルトに再びリードを2点に広げられた直後の起死回生の一発。「大事な場面だったので、最高のファンの皆さんの前で打てて本当にうれしい」。本拠・東京ドームで初めて本塁打を放ち、それも2発の大活躍となったが「そろそろ心の中で打ちたいと思っていたので2本も打てて本当にうれしいです」とニッコリ。大きな拍手が何度も沸き起こる中、最後は「ファンの皆さん、アイシテル~!」と屈託のない笑顔でファンと喜びを分かち合った。

 ▼岡本和(4回に3号3ラン)打ったのはフォークボールです。点差があったので何とか1点ずつという気持ちでした。3ランを打てて良かったです。

 ▼ブリンソン(5回に3号2ラン)とにかくチームに貢献したい一心で打席に立ちました。東京ドームで初ホームランを打てて嬉しい。逆転できるように次の打席も頑張ります。

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