落合博満氏 耳当てが付いているヘルメットを使わなかったワケ「視界」と「風」 新企画第1弾

[ 2023年5月3日 17:00 ]

落合博満氏
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(69)が3日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。新企画の「オレ流質問箱」第1弾として野球の話から人生相談までNGなしで寄せられた質問に答えた。

 YouTubeの登録者やファンから寄せられた質問に“基本的に”NGなしで答えていく新企画。届いた質問は「耳当てが付いているヘルメットを使用しなかった理由を教えてください」。

 これに対して「私が野球をやってた頃っていうのはまだ耳当てになる前なんです。ドラフトで入って1年目のキャンプだけは試験的に耳当てのヘルメットを被りましたけども。どっちかを選べるっていう、まだ、そういう時代だった」とまずは落合氏の現役時代のルールや状況を丁寧に説明。そして「耳当てのヘルメットを被るとピッチャーを見る視界が耳当てのところにちょっと見えてしまうっていうのと、穴が空いてますよね、耳のところに。これで風の音が聞こえるんです。それに違和感を感じて“これは耳当てしない方がいいな”っていうことでしませんでした」と理由を詳細に語った。

 「それから何年か後に強制的に耳当てをするっていうようなことにルールが改正されて、耳当てがなくなったヘルメットっていうのはなくなりました」と説明を加えた。日本野球機構によるガイドラインができたのが1984年(選択可能)。耳当ては片耳付き、両耳付きの2種が存在。日本の高校野球では1995年度から両耳付のヘルメットが義務化された。
 

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