阪神・梅野 岡留に“内角えぐれ”指令!右横手からのシュートに注目「考えながらやれば戦力に」

[ 2022年11月4日 05:15 ]

ブルペンで岡留(左)にアドバイスする梅野(撮影・大森 寛明)
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 阪神・梅野が2年目の飛躍を期す岡留に「内角をえぐれ」指令を出した。ブルペンでボールを受け、1軍で活躍できる道を示した。

 「(右打者の)近いところに投げられるピッチャーは少ない。特徴を存分に出して、どうやれば抑えられるかを考えながらやっていけば戦力になるんじゃないかな。楽しみ」

 豊富な正捕手経験をもとに右横手からのシュートに着目。中継ぎで今季9勝を挙げたヤクルト・木沢が武器とした球種で、右打者の胸元を突けば投球の幅が広がるという考えだ。他の変化球のスライダーやシンカーを生かすためにプレートの足の位置も助言した。

 1年目は1軍未登板に終わった沖縄出身の22歳は「シュートはシーズン中から投げているけど、(まだ)少し」と新しい武器に手応えをつかみつつある。75球を投げ、力強い直球も持ち味の一つだ。岡田監督からも剛球を評価され、「このキャンプがチャンス。自分の長所を見せたい」と誓った。力で押すサイドハンドの中継ぎは、チームにいいアクセントをつけそうだ。

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2022年11月4日のニュース