ソフトB・斉藤コーチが始動 ブルペンで大関にロックオン「しっかり課題を持って投げていた」

[ 2022年11月4日 05:00 ]

ブルペン投球する大関(手前)を見守る斉藤コーチ(撮影・岡田 丈靖)
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 斉藤和巳1軍投手コーチ(44)が3日、10年ぶりにソフトバンクのユニホームに袖を通し、指導者として始動。ブルペン入りした5投手で最多の93球を投じた大関に、しばらくロックオンした。投球後にブルペン捕手から投球数を聞いて「ホー!」と叫んだ後に「ちょっと来て~」と左腕を呼び寄せた。

 「彼はしっかり課題を持って投げていた。左打者への苦手意識が顕著に出ているので課題を話した。固定概念を持たずに、いろんなことを試しながらね」

 森ヘッドコーチも、バットを構えて左打席に立ち球筋を確認。左の先発の軸として期待は高い。最速は149キロをマークし今季1、2球しか投じなかったカーブも改良中。左腕は「全ての面で(斉藤コーチに)教えてもらいたいし“フォークの使い方とか、左も右も同じ攻め方でいいかもな”と言われました」と会話の一部を明かした。斉藤コーチは「この秋の練習試合で投げるかもしれん、というのもある」と、13日の巨人戦登板をにおわせた。

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2022年11月4日のニュース