日本ハム加藤豪将“運命の再会”「人生が変わった」新庄監督のメジャー初陣でのプレー「一生忘れない」

[ 2022年11月4日 17:05 ]

入団会見で笑顔でガッツポーズする加藤豪(撮影・尾崎 有希)
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 日本ハムは4日、都内のホテルで今秋ドラフトで3位指名した加藤豪将内野手(28=前メッツ傘下3Aシラキュース)の入団会見を行った。背番号は3に決まった。

 新庄剛志監督(50)も同席した会見で加藤豪は、新庄監督の存在によって自身の「人生が変わった」という秘話も披露。2001年にメジャーリーガー新庄をテレビで見た少年は、21年の時を経て運命の再会を果たした。

 新庄監督と加藤とのやりとりは以下の通り。

 ――新庄監督の第一印象は。

 加藤豪「2001年に新庄監督がメジャーデビューした試合をテレビで見ていて。ファーストからセカンドにタッチアップしたことを、絶対に一生忘れないです。それを見てから自分の積極的に…、当時は日本語しかしゃべれなかった時だったので、新庄監督がこんな舞台であんなにガッツがあるプレーができたら自分もアメリカ人の中に入って、英語をしゃべってみようとかって勝手に思っていた。そういう想像力、自信を持ったプレーを見て、本当に自分は人生が変わったと思う。その方と今ここに座っていることが、本当に夢のようです」

 新庄監督「わざわざそのシーンを今日、持ってきてくれた。彼の人生が変わった、これです。僕がアメリカの開幕戦で8回かな。代走で行ったんですけど右中間に行った打球を一塁から二塁へ行った走塁。その写真をTシャツにしてきてくれました。あとで写真を撮りましょう」

 ――走塁、チームとしても戦略にある。

 新庄監督「めちゃくちゃ掲げています。さっきも話したんですけど、そういう先の塁を取ることが大好きらしい。走塁に関しては僕はそんなに足が速い選手ではないけど、走塁のテクニックには自信がありますという力強い言葉をいただきました」

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