ロッテ中村奨、田村がFA権を行使せずに残留発表!吉井監督も「頼りにしています」

[ 2022年11月4日 13:16 ]

ロッテ・中村奨
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 ロッテは4日、今季国内FA権を取得した中村奨吾内野手(30)と田村龍弘捕手(28)が権利を行使せず、来季も残留することを発表した。

 昨季まで4年連続全試合出場を果たした中村奨は、今季開幕直後に新型コロナウイルスで一時離脱したが、不動の二塁手として138試合に出場し打率・257、12本塁打、68打点、15盗塁をマーク。球団を通じ、「FAを行使せずに残留をすることを決めました。松本球団本部長の熱い思いを聞かせていただき、残る決意が固まりました。マリーンズに縁があって入団させていただき今年で8シーズンが終わりました。まだ優勝できていないので、このチームで優勝をしたいという想いが強いですし、今はその想いがより強くなりました。吉井監督にも残留をする旨をお伝えした時、“ヨッシャー、頼むぞ!”と凄く喜んでいただき、うれしかったです。チームの勝利に貢献できるよう頑張ります」とコメントした。

 また、今季はわずか2試合出場と不本意なシーズンとなった田村は「ここまで10年もお世話になっている球団ですし、吉井監督に球場でお会いした時に“田村の権利だから田村が決めればいい。ただ、ワシとしては残って欲しいなあ”と言っていただいたこと、チームメート、特に投手陣に残って欲しいと言われたことが素直に一番うれしく残留することを決めました。個人的には今年一年、成績を残せなかったのは事実。来年、しっかりと期待に応えて、田村はまだいけるという姿を見せたいです。また、今年は悔しい一年となりファームでの生活が長い中で、今年まで2軍監督を務められた鳥越さんに“初心に戻って頑張ろう”と、いつも声をかけていただいていました。今年1年、ファームで過ごしてきた悔しさを来年にすべてぶつけて結果を求められながらチームの核となれるように頑張ります」とコメントした。

 吉井監督も「2人とも頼りにしています。年齢的にもまだまだパフォーマンスが上がる時期。より高いところを目指して一緒にやっていけたらと思っています。共に頑張りましょう」と喜んでいた。

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2022年11月4日のニュース