ロッテ・朗希、21歳の誓い「今年より充実した一年に」 来春WBC「いつ呼ばれてもいいように」

[ 2022年11月4日 04:45 ]

21歳の誕生日を迎え、ケーキの差し入れに笑顔を見せる佐々木朗(撮影・尾崎 有希)
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 いよいよ戦いが始まる。ロッテの佐々木朗が3日に21歳の誕生日を迎え、秋季練習を行うZOZOマリンで報道陣から贈られたケーキを前に「豪華でうれしい。より充実した一年を送れるように」と決意。この日は強化試合を控える侍ジャパンの招集日と重なり「ケガなく、その中で自分のパフォーマンスを発揮したい」と誓った。

 トップチームは初めてで代表ユニホームも大船渡時代の19年8月にU―18代表に選出されて以来3年ぶりとなる。この日は来年3月に開催されるWBCで使用する公式球を使ってネットスローを行うなど軽めの調整で終了。1日の秋季練習では初めて同球で実戦形式の打撃練習に登板し打者8人から4三振を奪い「もちろん違いは感じるけど、そこまで違和感なくできている」と自信を見せていた。

 高卒3年目の今季は自己最速164キロをマークし、4月10日のオリックス戦で史上最年少で完全試合も達成。9勝を挙げるなど飛躍の年となったが「いいこともあったし、悪いこともあったので、成長できた一年だった。(21歳は)今年より充実した一年にしたい」と表情を引き締める。

 当面の目標は世界一奪還を狙う来春WBCでの侍ジャパン入り。「いつ呼ばれてもいいような準備をしておくことが大事だと思うので、一日一日、手を抜かず準備していきたい」。まずは先発予定の10日・オーストラリア戦(札幌ドーム)で、今の全てを出し切る。(君島 圭介)

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2022年11月4日のニュース