トヨタ自動車、4大会ぶり8強 八木が決勝タイムリー!10月20日に第1子誕生パパの力見せた

[ 2022年11月4日 22:44 ]

社会人野球日本選手権2回戦   トヨタ自動車2―0パナソニック ( 2022年11月4日    京セラD )

<パナソニック・トヨタ自動車> 4回2死一、二塁、トヨタ自動車・八木は先制の右前適時打を放つ (撮影・後藤 大輝)
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 トヨタ自動車が優勝した43回大会以来4大会ぶりとなる8強進出を決めた。0―0で迎えた4回。2死一、二塁から、「7番・DH」の八木健太郎外野手が決勝の先制タイムリーを放った。

 「打つ球を設定して自分のスイングをすることだけを心がけた。直前の高祖が粘って四球を取ってくれたからこその、ヒットだと思います」

 1ストライクからの2球目、狙い通りに外角ストレートをはじき返した。ライナー性で右翼線に弾む右前打。初戦のTDK戦に続く先制打に、藤原航平監督は「あの1本が大きかった」と大きくうなずいた。

 ドラフト会議が開催された10月20日に第1子となる長男・飛雄馬ちゃんが誕生。チームは休日だったため、出産の瞬間にも立ち会えた。「妻も本当に頑張ってくれた。自分も頑張らないといけません」。感動を力に変えて、準々決勝以降も打ち続ける。

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2022年11月4日のニュース