松坂大輔氏 引退から1年…清原和博氏に打ち明けた素直な思い「まだやりたかったなぁ、とか…」

[ 2022年11月3日 22:48 ]

松坂大輔氏(左)と清原和博氏
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 西武やレッドソックスなどで活躍し、日米通算170勝を挙げた松坂大輔氏(42)が3日、西武の大先輩でもある清原和博氏(55)の公式YouTubeチャンネル「清ちゃんスポーツ」に出演。「清原VS松坂大輔 甲子園スター対談」と題して行われたスター対談で、清原氏に引退から1年たった現在の心境を語った。

 待望の対談実現に緊張気味だという清原氏に迎えられた松坂氏。甲子園のスター同士とはいえ13歳差で、さらに西武の先輩後輩の間柄。笑顔ながら怪物の背筋がピンと伸びる。

 清原氏から「どう?引退して1年たったけど」と話を向けられた松坂氏は、「そうですね、野球の解説の仕事をさせてもらったり、野球以外の仕事…僕ゴルフ好きなんですけど、ゴルフの仕事で行かせてもらったり。本当に、現役時代の時とはまた違った刺激をもらいながら生活させてもらっています」とこの1年を思い起こしながら答えた。柔らかい笑顔で聞いていた清原氏が、少し食い気味に「野球の喪失感みたいなものはない?もうやり切ったっていう感じ?」とさらに質問。

 すると松坂氏は視線を少し上げながら「あの~…終わった時は正直“ここまで自分でもよくやった”って思ったんですけど」と話し始めた。「やっぱり2月のキャンプ回りとかさせてもらった時とか、実際にシーズンが開幕してみんながユニホームを着て試合をしている姿を見て…やっぱりまだやりたかったなぁ、とか思ったりもしました」と偽らざる思いを打ち明けた。

 それを聞いた清原氏は自身の手術の話や、引退を決断したきっかけとなった出来事などを語り、偉大な後輩が闘い抜いたキャリア後半の苦難の道を思いやった。

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2022年11月3日のニュース