日本ハム・大海がWBC公式球に合わせた投球フォーム変更決断　2段モーションを1段に

ブルペンでメジャー公式球で投球練習する伊藤（撮影・沢田　明徳）
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　強化試合の侍ジャパンメンバーに選出されている日本ハム・伊藤が、来年3月のWBCで使われる公式球に合わせた新フォームに手応えをつかんだ。2日、千葉・鎌ケ谷での全体練習でブルペン投球を行った右腕は、普段の2段モーションを1段に変更。滑りやすい公式球の影響で球を握る感覚が強くなるため「持っている意識がないとすっぽ抜けちゃう。ボールに意識がいく時間を少なくするための何かを入れていきたい。始動してから、放すまでの時間を短くする」とフォーム変更を決断したという。

　10月30日に鎌ケ谷で行ったライブBPでは「（代表）辞退レベルの球だった」と苦笑い。それでもこの日のブルペンでは新フォームを試し「明るい気持ちになりました」と安堵（あんど）の表情を浮かべていた。