阪神・桐敷、「直球オンリー指令」に猛アピール50球 岡田監督も絶賛「ボールのキレとか凄くある」

[ 2022年11月3日 05:15 ]

ブルペンで投げ込む阪神・桐敷(撮影・大森 寛明)
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 阪神・桐敷が、岡田監督の前で猛アピールに成功した。ブルペン入りした左腕は直球のみ50球。真後ろで熱視線を送った指揮官から「やっぱり桐敷良いなあ。1軍でちょっと投げたピッチャーでそのへんは(ファームの投手と)違いがある。コントロールは良いし、ボールのキレとか凄くある」と絶賛された。

 「(監督の言葉は)うれしかったし、来年、本当にチャンスと思っている。この秋と春もアピールできるように」。1年目の今季は開幕ローテ入りも7試合登板で未勝利(3敗)。真価の問われる2年目へ鼻息は荒い。

 直球の質の向上を求める監督の指令もあって、今キャンプは第2クールまで投手陣はブルペンでは“直球オンリー”。背番号47も例外ではなく「自分の課題は真っすぐの質と球速でちょうど良い」と臨むところ。岡田監督は前回指揮した07年の秋季キャンプで岩田を見いだし、翌08年にキャリアハイの10勝を挙げる活躍につながった。桐敷も“吉兆の初日”から飛躍する。(遠藤 礼)

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2022年11月3日のニュース