オリのラオウ・杉本 シリーズ最終決戦で“ほえた”裏事情「守備行って帰ってきたら…」

[ 2022年11月3日 18:19 ]

日本シリーズの日本一会見で「我が日本シリーズに一片の悔いなし」と叫ぶ杉本(撮影・北條 貴史)
Photo By スポニチ

 日本一に輝いたオリックスの吉田正尚外野手(29)ら6選手が、3日放送のカンテレ「報道ランナー×祝オリックス日本一SP緊急特番」に出演。杉本裕太郎外野手(31)らと争ったMVPレースの裏事情を明かした。

 番組では、宇田川投手らを含めたし烈な争いのMVPが話題になり、吉田正は「(杉本と)ベンチで隣同士なんですけど“いい勝負”やな、みたいな話をしていたんです」と明かす。日本シリーズ第6戦までに、杉本は決勝打を2試合記録し、一方の吉田正はサヨナラ弾の1試合。「きょう打った方やな、みたいな話はしていました」と、第7戦のベンチの様子を振り返った。

 すると2-0の5回、2死満塁から杉本が放った打球は左中間を抜ける3点打。勝利に向けては、大きな一打となった。ところが、当初は安打を示す「H」ランプが付いたものの、のちに塩見の後逸とジャッジされて失策を意味する「E」ランプに変更。吉田正は「裏でなんか“オー!”みたいになっていました」と、杉本が大声を上げてほえていたことを明かした。

 杉本は「あれ、3点タイムリースリーベースだったら、オレ“確ったな!”と」と喜んだものの、「守備行って、帰ってきたら、Eに替わっていて」とまさかのタイムリーヒット“没収”に消沈。それでも、結果的にはMVPに選ばれて、優勝賞金700万円を手にした。

続きを表示

この記事のフォト

2022年11月3日のニュース