西武4位・青山、鉄腕宣言 亜大エースは東都の完投王、12球団最少今季完投2の投手陣救う

[ 2022年10月27日 05:30 ]

西武のドラフト4位・青山(右)は松井監督のサイン色紙を手に、渡辺GMと握手
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 東都の「完投王」が、完投数12球団最少の西武投手陣を救う。ドラフト4位で指名された青山美夏人投手(22=亜大)が、東京都武蔵野市の同校で指名あいさつを受けた。

 4年春に4、秋に3の計7完投を誇る最速151キロ右腕。2月1日を見据え「キャンプ初日にたくさん投げ込むとアピールにもなる。最初は100球くらい」と意気込んだ。

 チームは防御率をリーグトップ(2.75)に立て直したが、完投数は与座と松本の計2。渡辺久信GMからは「投げるスタミナがある」と評され、開幕ローテーション候補とされた。

 昨年12月から約3カ月間、200球の投げ込みを週5日も敢行。春にMVPなどに選出され、大学日本一の立役者となった。亜大卒選手の入団は球団初。「1軍で投げられるのであればどこでも投げます」と鼻息荒かった。(神田 佑)

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