西武自力V復活で2位浮上　辻監督「1、2番ねこげん」起用的中　予言も当たり？「言ってみるもんだな」

パ・リーグ   西武3―0日本ハム （ 2022年9月11日    ベルーナD ）

＜西・日＞3回無死三塁から源田はタイムリー三塁打。生還した金子を迎える辻監督（撮影・長久保　豊）
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　西武は前日一時消滅した自力優勝の可能性が1日で復活し、首位ソフトバンクとゲーム差なしの2位に再浮上した。

　この日右太腿裏の軽度肉離れから復帰した金子を1番に置き、2番源田との「ねこげん」コンビが約4カ月ぶりに復活。1―0の3回に2人の連続三塁打で追加点を奪った。辻監督は「調整していたバッターがいきなり1番ということは、どうしようかということでずっと考えていましたけど、（松井）ヘッドと（平石）バッティングコーチが“1番でいきましょう”と。やっぱり良かったですね。源田がまた生き生きとした」と喜んだ。

　2回には中村の中堅左への11号ソロで先制。指揮官は「ベンチでヘッドとかバッティングコーチと“ここで1本ホームランでも出れば、こっちの勢いに乗れるのになー”と言っていた矢先のホームランなので。なんか言ってみるもんだなと思った」と笑った。

　3年ぶり覇権奪回を目指すチームは連敗を3でストップ。12日から首位ソフトバンクと首位攻防3連戦（ペイペイドーム）に臨む。