楽天・マー君「言葉にならない」5回6失点でNPB自身初10敗目

[ 2022年9月11日 05:11 ]

パ・リーグ   楽天4ー6ロッテ ( 2022年9月10日    楽天生命 )

<楽・ロ>山口に3ランを打たれ3回までに5失点の田中将(撮影・篠原 岳夫)
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 5回を9安打6失点。楽天の先発・田中将は沈痛な表情で「言葉になりません」と声を絞り出した。ヤンキース時代の17年に12敗を喫しているが、NPBでは通算9年目で初の2桁敗戦となるリーグワーストタイの10敗目。首位・オリックスとは3.5ゲーム差に開き「今日の敗戦は僕の責任でしかないと思います」と話した。

 0―0の2回に3安打で2失点。3回には4番・山口に左越え3ランを浴びた。走者のいない場面でセットポジションを試すなど「少しでもいい形が出せるように自分の中でやったけど…」。しかしボールの切れを欠き、103球で空振りは7度だけ。3者凡退は一度もなかった。「今日は全てにおいてクオリティーが低かった」と石井監督。残り18試合、逆転Vへさらに厳しい状況に追い込まれた。(鈴木 勝巳)

 ▼楽天・宮森(昨年の西武・水上を抜き、新人のデビューから18試合連続無失点のパ・リーグ新記録)ファームの頃から一歩ずつ積み上げてきて、こういった記録になるのはうれしい。まずはこのシーズンを一試合一試合全力で戦い抜くことだけ。

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2022年9月11日のニュース