早大　2試合連続零封の絶好スタート　小宮山監督「歯を食いしばって頑張ってきた成果が出た」

東京六大学野球秋季リーグ戦第1週第2日　2回戦   早大2―0法大 （ 2022年9月11日    神宮 ）

＜早大・法大＞早大の先発・清水大（撮影・佐久間　琴子）
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　春5位の早大が法大に連勝、しかも2試合連続零封と最高のスタートを切った。

　この日のヒーローは履正社で夏の甲子園を制したときのエース、清水大。法大打線を6回3安打に抑え、バットでも2回に先制の右越え二塁打。この場面、1死一塁で8番の山県が送りバント。「次の回、1番から始めたかったから」（小宮山監督）という作戦だったが、1回戦に先勝した勢いか清水大が見事なタイムリー。「振ったらたまたま当たった」（清水大）と謙遜したが、この一打でチームはさらに勢いに乗った。2番手鹿田、3番手原、抑えの伊藤樹と1イニングを抑える万全リレー。守っても遊撃から二塁に回った熊田がファインプレーを見せるなど相乗効果となった。

　「この感じが早慶戦まで続けば胸を張るけど、まだ始まったばかり。ただ春悔しい思いをして夏の練習で歯を食いしばって頑張ってきた成果が出たということかな」小宮山監督は最高のスタートに満足そうに話していた。