大谷翔平 12勝目もファン「マメが心配」「今は無理をしないことが1番」「大事に至らないことを」

[ 2022年9月11日 11:54 ]

ア・リーグ   エンゼルス6―1アストロズ ( 2022年9月10日    ヒューストン )

<アストロズ・エンゼルス>6回、アクシデントで降板する大谷(撮影・白鳥 佳樹)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)は10日(日本時間11日)、敵地ミニッツメイド・パークでのアストロズ戦に「3番・投手兼DH」で今季24度目の投打同時出場。渡米後自己最速の101・4マイル(約163・2キロ)をマークし、6回の投球練習中に右人差し指のマメの急きょ降板したが、5回1失点で12勝目を挙げた。これでメジャー初の規定投球回到達までは残り21イニングとなった。エ軍は6―1で勝利し、連敗をストップした。

 大谷が勝利投手になったが、インターネット上には「大谷が12勝目をあげたのは嬉しいがマメが心配」「指のマメの状態はちょっと心配。本人も悔しそうで大事に至らないことを願うばかりです。規定投球回達成はギリギリかもしれませんが、今は無理をしないことが1番ですね」「大事にいたらなければ良いな」「5回で降りたのは残念なのと、前回もマメを気にしていた。残りゲーム、ぜひ規定投球回クリアしてほしいです」「マメもそうだが、これ以上怪我がないことを祈りたい」「心配だ。規定投球回数まで、あと残り21イニング。だけど、記録のために無理はしないで欲しい」など心配する声が上がった。

 初回無死二塁からグリエルに同点右前適時打されたが、トラウトの6試合連続本塁打となる34号3ランなどで4点のリードをもらった直後の2回は、100・5マイル(約161・7キロ)のツーシームを投げ込み、マンシーニ、マコーミックから連続三振を奪うなどして無失点。3回は2死二、三塁としたが、タッカーを渡米後自己最速の101・4マイル(約163・2キロ)の直球で空振り三振に仕留めた。これまでの最速は7月22日のブレーブス戦でオズナに投じた101・2マイル(約162・8キロ)で、日本での最速は2016年のクライマックスシリーズ(CS)ファイナルS第5戦のソフトバンク戦(札幌D)で記録した165キロ。4、5回も走者を出したものの無失点に抑え、6回もマウンドに向かったが、投球練習で1球投げたところで右人差し指のマメの影響で降板した。これでメジャー初の規定投球回到達まであと21イニングとなった。残り3試合の先発が予定されており、1試合平均で7イニングが必要となる。

 打っては、初回1死二塁の第1打席は、ア軍の先発右腕ウルキーディの前に中飛、2回2死の第2打席も中飛、5回無死の第3打席はニゴロ、右腕マルティネスと対戦した7回無死の第4打席は見逃し三振。9回2死一塁の場面で代打を送られて途中交代した。これで通算成績は、投手は24試合で12勝8敗、防御率2・55。打者は133試合で495打数131安打、打率・265、33本塁打、86打点、11盗塁となった。

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