巨人に15年ぶり20発クインテット誕生! 中田翔が5戦3発で岡本和、丸、ウォーカー、ポランコに続く

[ 2022年9月11日 18:46 ]

セ・リーグ   巨人―広島 ( 2022年9月11日    マツダ )

<広・巨>3回、2ランを放ちナインに迎えられる中田 (撮影・光山 貴大)
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 巨人の中田翔内野手(33)が広島戦(マツダ)で5戦3発となる20号2ラン。日本ハム時代の2020年に31本塁打して以来2年ぶり9度目となるシーズン20本塁打を達成した。

 巨人選手が20本塁打に到達するのは岡本和(25本)、丸(26本)、ウォーカー(21本)、ポランコ(21本)に続いて今季5人目。シーズン20発が5人以上となるのは2007年(高橋由伸35本、阿部慎之助33本、小笠原道大31本、李スンヨプ30本、二岡智宏20本)以来15年ぶり4度目の快挙となった。

 8月11日の中日戦(バンテリンD)から第91代4番に座り、この日も27試合連続の「4番・一塁」で先発出場。3―0で迎えた3回だった。2死一塁で入った第2打席。相手先発右腕・遠藤がカウント2―2から投じた5球目、外角への141キロ直球を捉えると、打球は左中間スタンドへ突き刺さった。デーゲームで首位ヤクルトが勝ったため、巨人はこの広島戦に敗れると、2年連続のV逸が決定する一戦。だが初回、丸に先制の26号2ランが飛び出すと、2回にはウォーカーが21号ソロ。そして、3イニング連発となる中田の2ランでリードを5点に広げた。

 中田はチームが今季最多23安打を放って18点爆勝した7日のDeNA戦(東京D)で初回の先制打と6回の18号2ランを含む3安打3打点。8日の同戦では2戦連発となる逆転の19号3ランを放ち、クライマックスシリーズ(CS)出場圏の3位・阪神に1・5ゲーム差と迫る勝利をチームにもたらした。

 ▼中田 その前のファウル(3球目)はいい感じでスイングできましたが、少しタイミングが早くなってしまいました。最後のストレートは修正してしっかりと打つことができて良かったです。

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