巨人・丸、250号に「ホームランなんて望めるような選手ではなかったのに」「練習してきて良かったな」

[ 2022年9月11日 22:45 ]

セ・リーグ   巨人7―0広島 ( 2022年9月11日    マツダ )

<広・巨> 初回、通算250号となる先制2ランを放ちパネルを手にファンの声援に応える丸 (撮影・光山 貴大)
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 巨人の丸佳浩外野手(33)が広島戦(マツダ)で2試合ぶりとなる26号2ラン。史上68人目となる通算250本塁打を達成した。本塁打ランキングでは同僚の岡本和を抜き、リーグ単独2位に浮上している。

 「3番・中堅」で先発出場した初回だった。10試合ぶりに“定位置”の2番に戻った坂本が1死から左前打で出塁。続いて第1打席に入った丸は相手先発右腕・遠藤が2ボール1ストライクから投じた真ん中スライダーを逃さず、右翼スタンドへ放り込んだ。かつてのホームグラウンドでいきなりの一発。2018年まで在籍した広島戦ではヤクルト戦、中日戦と並んでカード別最多タイの今季5発目のアーチとなった。

 なお、丸は広島時代の2011年4月19日に行われた横浜戦(横浜)で4回に大家からプロ初本塁打を放っている。

 試合後、丸との一問一答は以下の通り。

 ――あの打席の待ち方は。

 「まだ追い込まれてないから、しっかり振れるところを待って。強く振れるところにきてくれたので、何とかしっかり振りながら合わせることができたかな」

 ――節目の250号。

 「うーん、そうですね。まずはやっぱり、この前の1500本の時もそうですけど、こうやって続けることができたのはサポートしてくれた人がたくさんいるので、まずはその人たちに感謝したい。本当に(プロに)入った時はホームランなんて望めるような選手ではなかったのに。こうやって250本打てたことは頑張ればみんななれるのかなと思いますし。しっかり、練習してきて良かったなと思います」

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