巨人・桑田コーチ メルセデスは「打たれだすと止まらない」 5回3失点を評価も「話をして改善したい」

[ 2022年8月17日 22:10 ]

セ・リーグ   巨人3―7DeNA ( 2022年8月17日    横浜 )

<D・巨>5回、ピンチを迎え、先発のメルセデス(中央)の元へ向かう桑田投手チーフコーチ(撮影・河野 光希)
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 巨人の桑田真澄投手チーフコーチ(54)はDeNA戦(横浜)、5回3失点で勝ち負けのつかなかった先発・メルセデス投手(28)について「打たれだすと止まらないというのは、おそらく気持ちの持ち方だと思うので彼と話しをして改善していきたい」とコメントした。

 メルセデスは4回までノーヒットと好投。しかし5回、突如崩れ4安打を浴び3失点。1死満塁から桑原に中前2点適時打を打たれると、続く楠本には初球スクイズを決められ6勝目はまたもお預けとなった。

 桑田コーチとの一問一答は以下の通り。

 ――メルセデスの投球
 「CCの特徴というかテンポがいいというね。打たれだすと止まらないというそういう長所と短所が背中合わせにある。あそこは粘ってほしかったですけど、でも5回3点で試合はつくりましたし、もう1回投げさせてあげたかったですけど、しょうがないですね」

 ――勝ちが遠ざかっている
「そうなんですね、もう一歩なんですけど。今日はほんと低めにいいボールを集めていましたし、よかったと思う。打たれだすと止まらないという、おそらく気持ちの持ち方だと思うので、その辺をコーチ陣も彼と話しをして改善していきたいと思います」

 ――赤星、井上は1球を捉えられた
「彼らは、実質1軍では1年目なので、経験不足というかまだまだ。彼らにとってはいい勉強になったと思います。悔しい1球になったと思う。たとえば赤星だったら外国人の特徴、初球またはバッティングカウントでは強引に振ってくるという特徴をもう少し理解して投げていけば、もうちょっとアウトを取りやすくなると思います。(井上)温大であれば、こないだも東京ドームで3―2カウントから、打たれたんですけど、今日も同じストレートを打たれて、やはり1軍のいい打者は少しでも甘いと簡単にヒットされるんだと学んだと思います。悔しい失点だったんですけど、今後の彼らの成長につなげていってほしいと思う」

 ――2日連続で桑原、ソトにやられた
 「彼らの調子の良さ、思い切りの良さというのもあると思うんですけど、失投を逃さないというね、またこちらもできるだけ、まぁ失投しない投手はいないんですけど、失投をできるだけ減らしていくという作業もしていきたいなと思います」

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