阪神・伊藤将 自己最多&今季チーム最多12K完投も村上、山田の一発に泣く “セ5球団制覇”はお預け

[ 2022年8月17日 20:45 ]

セ・リーグ   阪神―ヤクルト ( 2022年8月17日    神宮 )

<ヤ・神>3回1死三塁、山田哲に四球を与え、悔しそうな伊藤将(撮影・平嶋 理子)
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 阪神先発の伊藤将は今季最多の121球を投げ、自己最多、今季のチーム最多でもある12三振を奪って完投。だが村上と山田の一発攻勢に泣き、8回5安打4失点で4敗目を喫した。

 初回、2回は安打を浴びながらも無失点に。しかし、3回1死から塩見に右中間への大飛球を浴び、中堅の島田が追いつきながらも捕れずに三塁打に。山田にも四球を与えて1死一、三塁を背負った。3番・サンタナを空振り三振に仕留めるも、続く4番・村上に2球目の内角高めのツーシームを完璧に仕留められ、右翼スタンドへの先制3ランとされた。

 5回先頭の高橋から6回の村上まで5者連続三振を奪うなど、村上に一発を浴びた後は8回2死まで15打者連続アウトに。奮闘を続けたが、山田に左翼へとどめの一発を浴びた。ヤクルト戦は今季初登板で、新人だった昨季は2戦登板で白星つかず。勝利となれば阪神以外のセ・リーグ5球団制覇となっていたが、この日は持ち越しとなった。

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2022年8月17日のニュース