【甲子園】斎藤佑樹氏が始球式 「球児のみなさんへの敬意を込めて」左打者の内角高めへストライク投球

[ 2022年8月6日 12:10 ]

第104回全国高校野球選手権大会・1回戦   日大三島―国学院栃木 ( 2022年8月6日    甲子園 )

<日大三島・国学院栃木>始球式を行う斎藤佑樹氏(撮影・藤山 由理)
Photo By スポニチ

 早実のエースとして06年夏の甲子園を制した元日本ハムの斎藤佑樹氏が、開幕試合の日大三島―国学院栃木で始球式を務めた。

 白のポロシャツと黒のスラックス、白のスニーカーで登場。左打者の内角やや高めへストライクを投じ、大きな拍手に包まれた。投球後は投手、捕手、打者にそれぞれ一声かけ、観客の拍手に両手を挙げて応えた。

 斎藤氏は「この日のために練習してきた成果は出せたかなと思います。今年の3年生は入学以来、コロナ禍に苦しみながら、この日のために準備してきた世代です。そんな球児のみなさんへの敬意を込めて投げました。開幕戦を戦う球児のみなさんを近くで見て、本当にいい顔をしているなと感じました。甲子園がそうさせてくれたと思いますし、改めて僕も甲子園でプレーができてよかったです。新型コロナウイルス対策に苦心しながらも、大会を開催してくださった関係者のみなさまの努力にも心から感謝したいです」とコメントした。

 斎藤氏は06年夏の甲子園で、田中将大(現楽天)を擁する駒大苫小牧を決勝再試合の末に破り、早実を初優勝に導いた。青色のハンカチで汗を拭うことから「ハンカチ王子」と呼ばれ、同年の新語・流行語大賞のトップテンにも選ばれた。

続きを表示

この記事のフォト

2022年8月6日のニュース