東京ヴェルディ・バンバータ、J2試合前に5人制野球の優勝報告 稲村亜美は祝福に感謝「うれしい」

[ 2022年8月6日 20:20 ]

<東京V・長崎>試合前セレモニーで優勝を報告した東京ヴェルディ・バンバータの(左から)伊藤、稲村、柳川、長崎
Photo By スポニチ

 男女混合5人制の手打ち野球「ベースボール・ファイブ(B5)」で初となる日本代表決定戦を制した東京ヴェルディ・バンバータは6日、東京・味の素スタジアムで行われたサッカーJ2の東京V―長崎戦前のセレモニーで優勝を報告した。

 東京ヴェルディ・バンバータにはタレントの稲村亜美(26)や元ソフトボール日本代表の長崎望未(30)らが所属しており、7月の日本代表決定戦で優勝。この日は稲村と長崎のほか、伊藤亮太(32)、柳川大知(32)のメンバー4人で、東京Vのサポーターへ優勝を報告した。スタンドでは祝福の横断幕が掲げられるなど温かい拍手を受け、稲村は「うれしい」と感謝した。

 社会人野球のNTT東日本でプレー経験がある伊藤は「ヴェルディファミリーとしての一体感があった。うれしかった」と喜び、日本代表決定戦を「野球を引退して真剣に熱くなることがなかったので、熱くなる試合を味わえて良かった」と振り返った。

 バレーボールVリーグ3部の東京ヴェルディに所属しながら、B5もプレーする柳川は「バレーボールの方も応援よろしくお願いします!」とサポーターへあいさつ。熱い声援をもらい「ヴェルディの一員だと実感した。バレーボールでも応援してもらえるようにアピールした」と笑顔で語った。

 チームは日本代表として今月のアジア杯(マレーシア・クアラルンプール)に出場予定だったが、大会参加規約にある「新型コロナウイルスのワクチン接種」において、チーム内で期日までに満たせず派遣取り消しに。それでも、稲村が「切り替えて次の目標に向かって頑張ってる」と話すように、チームは前を向いている。

 また、今後はチームで、男女混合の新アーバンスポーツであるB5の普及活動にも力を入れていくという。長崎は「これから競技人口を増やすことが大切。たくさんの人にプレーしてもらいたい」と思いを口にした。

続きを表示

2022年8月6日のニュース