巨人ポランコ「ボールはよく見える」 神宮11戦7発の理由は不明も「カージナルスの球場も好きです」

[ 2022年8月6日 22:31 ]

セ・リーグ   巨人―ヤクルト ( 2022年8月6日    神宮 )

<ヤ・巨>6回、2ランを放ち中継カメラに向かってポーズを決めるポランコ(撮影・白鳥 佳樹)
Photo By スポニチ

 巨人のグレゴリー・ポランコ外野手(30=ドミニカ共和国)がヤクルト戦(神宮)でチームの全3打点を叩き出し、原辰徳監督(64)に史上10人目の通算1200勝をプレゼントした。

 「5番・左翼」で先発出場。0―2で迎えた6回に起死回生の17号同点2ランを放つと、8回には勝ち越し犠飛。これが決勝点となった。カード初戦の前日5日も4回に15号ソロ、7回に16号2ランを放っており、これで2戦3発の大当たり。神宮球場では敵地最多で、本拠・東京ドームに並ぶ7本目(11試合)のアーチとなった。

 試合後、ポランコとの一問一答は以下の通り。

 ――相手に追加点を奪われた直後に本塁打。どんな意識で打席へ

 「2打席目に変化球をけっこう投げてきたので、3打席目も投げてくるかなと思って、変化球待ちで打席に入っていました」

 ――仲間がつないだ打席で決勝犠飛。相手は極端に一塁寄りのシフトを敷いていたが、どんな意識だった

 「(走者が)サードの場面だったので、また1アウトでもあったので、力まずにミートして飛ばすことを意識して打席に入りました」

 ――昨日も神宮に来るとなぜか分からないけどボールがよく見えると話していた。例えば風や照明など他の球場と違いを感じる部分はあるか

 「特定できる理由はずっと分からないんですけど、昨日も言ったんですけど、ホームランだけじゃなくてヒットも結構多いと思いますので、なぜか分からないです。理由は分からないですけど、ボールはよく見える」

 ――神宮では11試合で7本塁打。メジャーも含めてここまで相性がいい球場はあるか

 「セントルイス・カージナルスの本拠地、球場も好きです」

 ――理由はあるか

 「同じようになぜか理由は分からないですけど、セントルイス・カージナルスの本拠地に行ったらボールがよく見える」

 ――原監督が通算1200勝の節目。メジャーでもいろいろな監督の下でプレーしてきたと思うが、原監督はどんな存在か

 「めちゃくちゃ立派な方で、偉大な方だと思いまして、チームの方向性をしっかり提示していただいてるし、引っ張ってこられてる監督だと思います。原さんの1200勝に少しでも貢献できたことを本当にうれしく思ってますし、本当におめでとうございますと伝えたいと思います」

 ――原監督と日頃からコミュニケーションを取っているが、印象に残っている言葉は

 「守備面でも攻撃面でもいつも選手がベストを出せるような激励とか言葉を常にいただいてます」

続きを表示

この記事のフォト

2022年8月6日のニュース