1回3Kで再出発の阪神・ケラー「取り組んできたことをしっかり出すことができた」

[ 2022年6月9日 21:32 ]

交流戦   阪神0-4ソフトバンク ( 2022年6月9日    ペイペイD )

<ソ・神> 8回に登板したケラーは1イニングを無失点に抑えナインとタッチをかわす(撮影・大森 寛明)
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 3月29日以来の1軍登板で3三振を奪うなど1回1安打無失点だった阪神・ケラーは「前回登板から間隔が空いてしまったけど、まずは無事投げることができてよかったよ」と汗をぬぐった。

 4点劣勢の8回から登板。先頭のグラシアルからこの日最速タイの154キロで空振り三振を奪うと、続く川瀬も153キロで2者連続の空振り三振に。三森には一塁への内野安打を許したが、甲斐を150キロで空振り三振に仕留めて3アウトとした。2軍調整中に習得に励んだフォークも披露。「今日はフォークの感覚も良かったし、これまで取り組んできたことをしっかり出すことができたと思うね」とうなずいた。

 昨季まで在籍したスアレスに代わる守護神候補として今季入団。コロナ下で来日が遅れながらもストッパーとして開幕を迎えたが、ヤクルトとの開幕戦で3失点、29日広島戦で2失点と2度訪れたセーブ機会を失敗。2戦2敗、防御率33・75で登録を抹消されていた。2軍では17試合に登板して防御率1・69と結果を積み重ね、今月7日に1軍再昇格を果たしていた。再出発を果たした右腕は「また今日のような投球ができるように頑張るよ」と力を込めていた。

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2022年6月9日のニュース