ヤクルト10日にも交流戦V 石川が歴代最多交流戦27勝「たくさん投げて、たくさん負けて…」

[ 2022年6月9日 21:43 ]

交流戦   ヤクルト2ー1オリックス ( 2022年6月9日    京セラD )

<オ・ヤ>ヒーローとなり、笑顔を見せるヤクルト・石川(撮影・岸 良祐)
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 ヤクルト・石川雅規投手(42)が先発し、粘りのピッチングで5回を5安打1失点に抑えて今季3勝目を挙げた。チームは交流戦11勝4敗で単独首位をキープ。10日のソフトバンク戦に勝利し、阪神がオリックスに引き分け以下なら、2戦を残して18年以来4年ぶり2度目の交流戦優勝が決まる。

 現役最多の180勝目、歴代単独最多の交流戦27勝目に到達した石川は、ヒーローインタビューでは「たくさん投げさせていただいてますし、その分たくさん負けているので悔しい思いは多いですけど、何とか交流戦で勝つことができて良かったです」と話した。

 6回からは木沢、石山、田口、コール、今野と無失点でつなぎ、「うちのリリーフ陣は素晴らしいピッチャーが多いので。信頼して見守ってました」とチームメイトを称えた。

 バッテリーを組んだ19歳の内山については、「試合前から壮真と一緒に考えながら、工夫しながら。本当にいいリードをしてくれたので、そこにしっかりと投げることを意識しました」と信頼。先制打には「頼もしいなと思って見てました」とコメントした。

 お立ち台の最後は、「交流戦も次のカード(ソフトバンク戦)で最後になります。一戦一戦戦って何とかいい形で優勝できるように、チーム一丸となってしっかりとした戦いをしたい」と締めくくった。

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