明大が佛教大にサヨナラ負け 4強進出ならず 全日本大学野球選手権

[ 2022年6月9日 12:57 ]

全日本大学野球選手権準々決勝   明大―佛教大 ( 2022年6月9日    神宮 )

全日本大学野球選手権<佛教大・明大>厳しい表情で会見に臨む明大・村松。帽子の裏には”世代No.1”の文字が(撮影・木村 揚輔)
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 東京六大学代表の明大は、延長10回タイブレークの接戦の末に佛教大にサヨナラ負けを喫し、4強入りはならなかった。

 2点を追う土壇場の9回に、先頭の3番・宗山塁内野手(2年)が右翼フェンス直撃の二塁打で出塁すると、その後2死三塁となって蓑尾海斗捕手(4年)が中前適時打を放つと、なお2死二塁で途中出場の西山虎太郎(4年)が同点の左中間適時二塁打を放って追い付いた。しかし、無死一、二塁から始まるタイブレークの延長10回表はバントミスなどが響いて無得点。その裏に投犠打失策でサヨナラ負けで終戦した。今秋ドラフト候補に挙がる主将・村松開人(4年)は4打数1安打に終わり「(相手は)初回からいい攻撃をしていて、仕掛けるのが遅かった。東京六大学の代表として情けない試合をしてしまった。個人としてもチームとしても隙をなくしていきたい」と秋のリーグ戦を見据えた。

 田中武宏監督は「最後の最後でバント失敗があって、その違いがそのままサヨナラに出た。練習が必要と感じている」と悔しそうな表情を浮かべた。

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