日本新薬 サヨナラ本塁打で2年ぶりの本戦出場決定 4番・浜田「積極的にいった結果」

[ 2022年6月9日 22:05 ]

都市対抗野球近畿地区2次予選・第4代表決定戦   日本新薬2―0日本生命 ( 2022年6月9日    わかさスタジアム )

<日本新薬・日本生命>9回1死二塁、サヨナラホーマーを放ち生還する浜田を迎える日本新薬ナイン(撮影・後藤 正志)
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 日本新薬が劇的なサヨナラ本塁打で、2年ぶり38度目の本戦出場を決めた。0―0の9回2死二塁。4番・浜田竜之祐がバックスクリーンへ2ランを叩き込んだ。

 「初球より甘いボールが来た。狙っていたわけではないですが、積極的にいった結果。サヨナラ本塁打は野球人生で初めてです」

 初球は同じフォークを空振り。続く2球目、やや高めに浮いたフォークを今度は逃さなかった。臨時コーチを務める宮本慎也氏(野球評論家)からは「外野フライを打ち続けておけば、犠飛にもつながる」と助言を受けてきた。その教えを体現するかのような大飛球。第4代表の座をかけた大一番で、勝負を決める一打につながった。

 8回まで散発1安打。再三にわたり得点圏に走者を背負ったが、右翼手・大崎拓也や三塁手・橋本和樹らが好守を見せ、わずか2安打で競り勝った。松村聡監督は「最高にうれしい。浜田は4番の仕事をしてくれた。打てなくてもしっかり守る、うちらしい野球ができました」とナインを称えた。

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2022年6月9日のニュース