西武・隅田は10試合連続勝ち星なし　5回途中3失点降板「チームの力になれませんでした」と反省

交流戦   西武―巨人 （ 2022年6月9日    ベルーナD ）

＜西・巨＞5回途中、降板する隅田（撮影・尾崎　有希）
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　西武のドラフト1位・隅田知一郎投手（22）は、プロ初登板初勝利から10試合連続勝ち星なしとなった。

　4回1/3を3失点で降板。「見せ球にしていたストレートを打たれてしまったので、場面ごとに厳しくいくのか、大胆にいくのかハッキリできなかったのが、真っすぐを打たれた原因かなと思います。3番、4番、5番といい打者が続いていたので、繋がらないようにと凄く意識したのですが、やはり決めにいった球を打たれてしまった。そこでもう一つ踏ん張ることができたら、全然違った結果になっていたと思います」と肩を落とした。

　過去に計12失点して同回の防御率は9・64と最も悪かった鬼門の4回を無失点で切り抜けたが、5回につかまった。吉川、岡本和、この日復帰した坂本、ウィーラーに4連打を浴び2失点。辻監督が交代を告げた。試合前時点で自身6連敗中と、プロの壁に苦しんでいる。「交流戦ではチームの力になれませんでしたが、パ・リーグ相手にはしっかり抑えていけるように練習に取り組んでいきます」と見据えた。