エンゼルス14連敗にネットも落胆「毎年毎年、同じように…」「今の打線では点は取れない」

[ 2022年6月9日 14:14 ]

ア・リーグ   エンゼルス0―1レッドソックス ( 2022年6月8日    アナハイム )

<エンゼルス・レッドソックス>5回1死、大谷は右前打を放つ(撮影・篠原岳夫)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)は8日(日本時間9日)、本拠地エンゼルスタジアムでのレッドソックス戦に「1番・DH」でスタメン出場。第3打席に5試合連続安打となる右前打を放つなど4打数1安打だった。エ軍は0―1で敗れ、連敗は同一シーズンでは球団ワースト記録の「14」まで伸びた。

 勝てないエ軍に対し、インターネット上には「主力選手のケガが多過ぎ」「本塁打を狙っている今の打線では点は取れない」「毎年毎年、同じように情け無い戦績を繰り返すエンゼルス」「投打が全く噛み合ってない」「打線が点を取ればピッチャー打たれ、ピッチャー頑張れば打線が沈黙。ここまで絵に描いたような悪循環もなかなか見れない」の声が上がり、あすの大谷の登板にも「仮に大谷が好投しても1点が取れるかどうかの貧打な野手陣」「大谷で連敗脱出といきたいところだけど、正直期待はできない」とネガティブな意見も出ていた。

 この日の大谷は初回無死の第1打席はレ軍の先発右腕イオバルディの前に空振り三振、3回無死の第2打席は三ゴロだったが、5回の第3打席で右前打。4日(同5日)のフィリーズ戦から続く連続試合安打を「5」に伸ばした。左腕ディークマンと対戦した7回2死の第4打席は空振り三振だった。

 試合前には、9日(同10日)のレ軍戦先発に向けブルペンで25球の投球練習を行った。いつもより強めの投球で直球とスプリットの調整に時間を割いた。ネビン監督代行は今後の大谷の起用法について「同じだ。私たちは毎日会話をしている。彼はとても素直に自分の健康状態について話してくれる」と、マドン前監督と同様の方針を示した。その上で「彼は自分のスケジュールを決める権利を得た。誰もがわかっているように前例のないことだ」と全幅の信頼を寄せていた。

 前日7日(同8日)の試合前にジョー・マドン監督(68)の解任が発表され、「2番・DH」で出場した試合では4打数1安打。この日の試合を終え、通算打撃成績は57試合で219打数53安打、打率・242、11本塁打、32打点、7盗塁となった。

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