巨人43年ぶり屈辱、今季2度目の1安打零封 坂本主将の9日から復帰が光

[ 2022年6月9日 05:30 ]

交流戦   巨人0ー3西武 ( 2022年6月8日    ベルーナD )

<西・巨>9回、静まりかえるシューメーカー(中央)ら巨人ベンチ(撮影・河野 光希)
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 巨人は、西武先発の与座に6回までパーフェクトに封じられるなど、3度喫した79年以来、43年ぶりとなるシーズン2度の1安打零敗で3連敗。打者27人で終わり、原監督は「やっぱり点取りゲームだからね」と嘆いた。

 5月4日の広島戦以来となる1番に吉川を据えた打線が機能せず。「いろいろ模索しながらね。なんせ若いチームだから、いろいろみんなで力を合わせてということですね」と説明した。

 貧打解消に向け、首脳陣は右膝内側側副じん帯損傷で5月1日から戦列を離れていた坂本の復帰を決断した。9日の西武戦(ベルーナドーム)から1軍に昇格させる。

 坂本はこの日、イースタン・リーグのロッテ戦(ジャイアンツ球場)で前日に続いて遊撃守備に就き、打っても3打数2安打。5回には中越え二塁打の間に一塁から一気に本塁へ長駆生還し「(右膝を)気にせずやれているので、いい感じ」と話していた。頼れる主将の復帰で、5ゲーム離された首位・ヤクルトとの差を詰めていく。(花里 雄太)

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2022年6月9日のニュース