日本ハム・輝星が甲子園に帰ってくる! 侍ポーズ「やろうかな」 5日VS阪神

[ 2022年6月5日 06:00 ]

<神・日>5日先発予定の吉田輝はリラックスした様子(撮影・平嶋 理子)
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 5日の阪神戦に先発する日本ハム・吉田が、連敗ストッパーの役割を担う。甲子園球場ではコロナ禍で無観客開催だった20年のオープン戦で1度救援登板しているが、公式戦はプロ入り後初めて。チケットは完売し、金足農を全国準優勝に導いた18年夏のような超満員の中での登板に向け「特別な球場。最近疲れがたまって体が重かったけど、それも吹き飛ぶぐらい。せっかく甲子園で満員なので、精いっぱいそれを楽しんでいきたい」と気持ちを高ぶらせた。

 4日の試合は、試合前まで交流戦12球団トップのチーム打率・292を誇った打線が散発5安打と機能せずに今季10度目の零敗。吉田には3連敗中のチームを勢いづけ、新庄監督に甲子園初勝利を贈る投球が期待される。先発登板は3月27日のソフトバンク戦以来今季2度目とあり「いけるところまで全力でいきたい」と意欲。また、プロ入り後は自粛してきた高校時代の代名詞「侍ポーズ」についても「やろうか迷っている。“やろうかな”って書いておいてください」とにおわせた。

 新庄監督も、主に中継ぎとしてここまで20試合に登板し、防御率3・33と安定した成績を残して先発機会をつかみ取った右腕に「4年前を思い出して、元気はつらつ、マウンドで躍るように」と期待。「もちろん5回は投げてほしい。5回が良かったら6回。6回良くても7回はない!ノーヒットノーランしてても6回!」と笑わせつつ、プロ初登板以来の先発勝利をつかんでもらいたい考えだ。(東尾 洋樹)

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2022年6月5日のニュース