阪神・近本、あこがれイチロー氏ばり曲芸打ち 12球粘って右前に運ぶ

[ 2022年5月4日 15:17 ]

セ・リーグ   阪神-ヤクルト ( 2022年5月4日    甲子園 )

<神・ヤ>3回無死、近本は右前打を放つ(投手・石川)(撮影・大森 寛明)
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 阪神のリードオフマン・近本が“曲芸打ち”を披露した。0―1で迎えた3回、先頭で打席に入り、ヤクルト先発・石川から右前打。2ボール2ストライクから7球ファウルで粘った末に、12球目のワンバウンドしそうな低めのチェンジアップを拾い上げた。

 この日は「ゴールデンウイーク こどもまつり」のイベントとして、ビジョンに「こどもの頃の宝物」が紹介されている。近本は「イチローせんしゅのサイン」としており、そのあこがれのイチロー氏もかつて、ワンバウンドを安打にした世界のヒットメーカー。大先輩さながらの一打を、甲子園に詰めかけたキッズに届けた。

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2022年5月4日のニュース