巨人・原監督 攻守にハツラツ、広岡に「存在感がありますね」 試合途中の両翼入れ替えも説明

[ 2022年3月21日 18:44 ]

オープン戦   巨人3―4楽天 ( 2022年3月21日    東京D )

<オープン戦 巨・楽>9回、選手交代を告げる原監督  (撮影・森沢裕)
Photo By スポニチ

 巨人は楽天戦(東京D)に3―4で競り負けて3連敗。4勝11敗2分けの勝率・267でオープン戦17試合を終えた。最下位の11位で並んでいたヤクルトも黒星。2チーム並んで同率最下位でのフィニッシュとなった。

 それでも2年連続セ・リーグ2冠王の岡本和は相手先発右腕・田中将から4回に2試合連発となる左越え7号ソロを放ち、オープン戦の本塁打王に。前日に続いてこの日も最後は左腕だけでスタンドへ放り込んだ主砲について、巨人の原辰徳監督(63)は「抜かれながらもというところじゃないですか」とし、いい状態で開幕を迎えられるのではと指摘されると「と思いますね」と喜んだ。

 また、復調の兆しが見えていた丸は田中将から13試合ぶりとなる2号ソロをバックスクリーンへ叩き込むなど、6試合連続安打となる3打数3安打でオープン戦締め。指揮官は「ねえ、丸も本来の非常にセンターから逆方向に強い打球が出るのはいいですね」とし、新助っ人のポランコが通算11打席目で待望の来日初安打を放ったことについては「今日はだいぶリラックスしていた感じがしました」とコメントした。

 前日20日に1軍へ合流して初打席で安打&二盗を決めた広岡はこの日は欠場した坂本に代わって「2番・遊撃」で初スタメン。6回の第3打席で右前打を放ったほか、8回にはゴロで走者を三塁へ進塁させた。「ねえ!存在感がありますね。進塁打も含めてね」と原監督。また、6回の守備から左翼スタメンのウォーカーと右翼スタメンの松原を左右入れ替えたが「なんというか、非常事態というか、(ウォーカーは)ライトも守れるというところだったので。ライトの風景も、守備にもつかせておきたかったというところですね。オッケー?」と説明していた。

続きを表示

2022年3月21日のニュース