センバツ「鎌倉殿の13人」メインテーマ 甲子園初演奏!地元・静岡の日大三島ブラバン

[ 2022年3月21日 12:35 ]

日大三島(静岡)の吹奏楽部
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 第94回選抜高校野球大会第3日は21日、阪神甲子園球場で1回戦が行われ、第2試合に日大三島(静岡)が38年ぶり2度目の出場。2回表の攻撃時、吹奏楽部が地元を舞台にしたNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜後8・00)のメインテーマをアレンジして演奏した。同作のメインテーマが甲子園で流れるのは今回が初。過去には、2013年前期のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」のオープニング曲が甲子園に鳴り響いている。

 冒頭のオープニングタイトルバックから視聴者のテンションを上げるアップテンポのメインテーマは、米国出身・日本在住の作曲家エバン・コール氏が作曲。アニメ「ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン」シリーズなどの音楽を担当してきた。

 昨年7月上旬からは約2週間にわたって物語序盤の舞台となる伊豆の国市などで静岡ロケが行われ、初回放送の今年1月9日には静岡・伊豆の国市、三島市など静岡5会場に主演の小栗旬らキャスト11人が駆けつけ、パブリックビューイング(PV)とトークショー「グランド・プレミア in 伊豆の国」が開催された。

 応援に駆けつけた豊岡武士三島市長は「大河ドラマ『鎌倉殿の13人』によって、三島市は現在“頼朝公ゆかりの地”として注目を集めています。そのような中、地元ゆかりの曲の声援を受け、選手たちは心を奮い立たせ、力いっぱい戦ってくれています」とコメントした。

 ヒットメーカーの三谷幸喜氏が脚本を手掛ける大河ドラマ61作目。タイトルの「鎌倉殿」とは、鎌倉幕府将軍のこと。主人公は鎌倉幕府2代執権・北条義時。鎌倉幕府初代将軍・源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。新都・鎌倉を舞台に、頼朝の13人の家臣団が激しいパワーゲームを繰り広げる。三谷氏は2004年「新選組!」、16年「真田丸」に続く6年ぶり3作目の大河脚本。小栗は8作目にして大河初主演に挑む。

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