カブス・誠也「本当にプロ1年目の感覚」初物尽くしの一日 初安打&強肩初披露のち初サイン、OP戦初観戦

[ 2022年3月21日 02:30 ]

フリー打撃で鋭い打球を飛ばす鈴木誠也(撮影・笹田 幸嗣通信員)
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 カブス・鈴木が19日(日本時間20日)、メジャー2日目の練習に臨み、初安打、強肩初披露、初サイン、オープン戦初観戦と初物尽くしの一日を過ごした。「本当にプロ1年目の感覚。また一から勉強というか、たくさん吸収して、違った自分になれることを楽しみに過ごしている」と充実の表情で話した。

 実戦形式の打撃練習で2人の右腕と対戦。4打数2安打と快音を響かせた。第1打席で直球を左中間二塁打。第3打席では前の打席で空振りしたカーブを左前にはじき返した。「昨日よりちょっと良くなった。ボールが見えていた。ゾーンの確認はできた」。シートノックでは右翼の位置からの返球で強肩ぶりを何度も見せた。

 日本人ファンに移籍後初となるサインをするシーンも。全体練習後はパドレスとのオープン戦を3回まで初観戦し「興奮します。新鮮な気持ちで見ていた」。デービッド・ロス監督はオープン戦出場について「まだ分からない。足元を固めて、彼が準備ができたと思った時に」とめどについても明言を避けたが、鈴木は「もちろん早く試合に出たい」と力を込めた。(メサ・笹田幸嗣通信員)

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2022年3月21日のニュース