ヤクルト15安打13得点で快勝 阪神戦今季初のカード勝ち越し 3連戦前に高津監督が伝えた言葉とは

[ 2021年9月9日 22:57 ]

セ・リーグ   ヤクルト13ー3阪神 ( 2021年9月9日    甲子園 )

<神・ヤ(18)> 勝利のハイタッチをかわすヤクルトナイン(撮影・大森 寛明)
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 チーム一丸で、阪神戦今季初のカード勝ち越しを決めた。ヤクルトが先発全員安打をマークし15安打13得点で快勝。初回と7回に打者一巡の猛攻を見せ、先発の高橋は6回3失点で甲子園プロ初勝利。高津監督は「初回からしっかりつないでいい点のとりかたができた。打線もピッチャーも、なんとかしようという気持ちが、すごいある」と胸を張った。

 優勝争いの正念場。今3連戦初戦の7日の試合前には、指揮官自ら「自分を理解して、足下をしっかり見つめて、チームメートを信じ、チームスワローズで一枚岩でいったら、絶対、崩れることはない」とナインを鼓舞。「絶対、大丈夫」と6回繰り返した。広島に負け越した前カードの5日には、野手最年長39歳の青木が「自分たちの実力を信じて、リフレッシュしてまた新しい試合を迎えましょう」と奮い立たせた。

 一致団結で、首位・阪神とのゲーム差は再び2・5に縮まった。11日のDeNA戦で2カ月ぶりに神宮に戻る。高津監督は「忘れかけているよ、久しぶりすぎて」と笑い、「神宮でスワローズの野球ができれば」と力を込めた。

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2021年9月9日のニュース