侍J稲葉監督　巨人・原監督からの激励メールの内容明かす　「勝負は時の運、しかし…」

＜D・巨（18）＞坂本（右端）を交え、横浜スタジアムを訪れた侍ジャパンの（左から）井端コーチ、稲葉監督、建山コーチと談笑する原監督　（撮影・森沢裕）
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　東京五輪で侍ジャパンを金メダルに導いた稲葉篤紀監督（49）が9日、横浜スタジアムを訪れてDeNAと巨人両軍の監督、選手らに感謝の言葉を伝えた。

　三塁ベンチでは巨人・原監督と話し込み、大会直前には激励のメールを受け取っていたという。「勝負は時の運、しかしその時を変えることもできる、というメールをいただいた。この言葉がずっと頭の中にあった」と振り返った。

　東京五輪は接戦の連続だったが、結果的に5戦全勝で制した。「勝負は本当に時の運だが、それを自分で変えられるという。決断する時に凄く考えた言葉だった」。元世界一監督でもある名将の言葉が支えになったことを明かした。坂本、DeNA・山崎らとも言葉を交わし「本当にありがとうと。感謝の言葉しかないので」と日本代表への協力に感謝の思いを伝えて回った。