中日・松葉 5年ぶりの屋外球場勝利 16連敗でストップ「自分の持ち味を十分に発揮できた」

[ 2021年9月9日 05:30 ]

セ・リーグ   中日4-1広島 ( 2021年9月8日    マツダ )

<広・中>中日・先発の松葉(撮影・奥 調)
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 長い沈黙を破った。中日先発の松葉は6回6安打1失点で3勝目。屋外球場で先発として勝ち星を挙げるのはオリックス時代の16年5月18日楽天戦(盛岡)以来、5年ぶり。屋外球場での自身連敗を16で止めた。

 2回に鈴木誠に先制ソロを許したが、崩れなかった。3回無死一、二塁では野間を147キロ直球で二ゴロ併殺。テンポよく投げ、緩急を付けて的を絞らせなかった。「全体を通して、自分の持ち味を十分に発揮できたと思う」。6回で要した球数は73。無四球で確実に試合をつくった。

 DeNAが巨人に勝ち、負けていれば今季初の最下位転落となっていた。窮地で踏みとどまり4位浮上。与田監督は「うまく、ほんろうしてくれた」と左腕を称えた。(桜井 克也)

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2021年9月9日のニュース