苦境に強い右腕　チームの連敗脱出を託された阪神・秋山が7回無失点の力投

セ・リーグ   中日ー阪神 （ 2021年8月22日    バンテリンD ）

＜中・神（14）＞7回無死、ビシエドの右前打で、送球でアウトを奪った佐藤輝に向かって帽子を取ってグラブを上げる阪神・秋山（撮影・椎名　航）
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　阪神の先発・秋山は7回4安打無失点と好投と好投し、2試合連続2桁安打を許していた中日打線を手玉にとった。

　丁寧な投球でアウトを積み重ねた。初回2死から大島に右前打を許したが、続くビシエドを空振り三振に斬って無失点で発進。3回は先頭の溝脇に四球を与えたが後続を3人で退けた。

　5回は2死から溝脇に左前打を浴びるも、小笠原を空振り三振。7回2死一塁も見逃し三振でしのぎ、チーム最多に並ぶ9勝目の権利を手にして降板した。

　前回15日の広島戦は5回無失点で8勝目を挙げており、この試合で勝利を挙げれば7月9日の巨人戦から自身3連勝となる。