25年ぶりリーグVの「切り札」だ オリックスの新外国人・バルガスが入団会見「優勝に貢献できたら」

[ 2021年8月22日 12:10 ]

パ・リーグ   オリックスー西武 ( 2021年8月22日    京セラD )

<オ・西(18)>入団発表会見でポーズを決めるオリックスの新外国人、バルガス(現場代表) 
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 オリックスの新外国人、セサル・バルガス投手(29)が22日、大阪市内で入団会見に臨んだ。

 「非常にワクワクしているし、こういう機会を与えていただいて感謝している。自分にとっても、家族にとってもありがたい機会。ここでプレーできることがうれしく思うよ」

 メキシコ出身の右腕は09年ヤンキースにドラフト外で入団。16年にパドレスでメジャーデビューし通算7試合で0勝3敗、防御率5・03。今季はBC茨城で10試合で5勝2敗、防御率1・64だった。

 「(ストロングポイントは)真っすぐに動きがあるのと、変化球に自信を持っている。そこが自分の強みだと思っている」

 東京五輪にメキシコ代表として出場。日本戦では村上や山田らと対戦し、1回無失点だった。「日本の打者は本当にいい打者。パワーもあるので、対戦する時には、しっかり準備をして、自分の球を投げ切ることに集中した」と振り返り、「日本の好きなところは全て。文化もだし、みなさんフレンドリー。ここで楽しんで生活していきたい」と話した。

 チームは25年ぶりのリーグ優勝へ首位を快走中。「チームがいい状態と聞いているし、自分はどこでもいいので。監督から伝えられたところで。それでチームの優勝に貢献できたら」と力を込めた。

 会見に同席した福良GMは、「日本に来た時から調査はずっとしていて、BCリーグでも結果を出してくれて。五輪があった関係で、この時期になった。真っすぐにも力があり、カット、シンカーをうまく使いながら。制球力もありますし、そういうところは評価している」と説明。起用について「BCでは先発もやっていますし、五輪では中継ぎ。どちらもいけると思うが、ここから先、チームとしても大事なところに入ってくるし、みんな疲れも出てくる。先発でも中継ぎでも、そこの厚みをと考えている」と話した。

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2021年8月22日のニュース