ノースアジア大明桜 春夏通算10勝目ならず 輿石監督 ドラ候補の風間「相手に粘り強く攻められた」

[ 2021年8月22日 11:31 ]

第103回全国高校野球選手権 2回戦   ノースアジア大明桜2-8明徳義塾 ( 2021年8月22日    甲子園 )

<ノースアジア大明桜・明徳義塾> 2回、150キロを計測するノースアジア大明桜・風間 (撮影・亀井 直樹)
Photo By スポニチ

 第103回全国高校野球選手権大会の第9日は22日、甲子園球場で2回戦が行われ、4年ぶり出場のノースアジア大明桜(秋田)は2大会連続出場の明徳義塾(高知)に2―8で敗れ、秋田経法大付時代を含めた春夏通算10勝目での3回戦進出はならなかった。

 ノースアジア大明桜の今秋ドラフト1位候補の157キロ右腕・風間は、今大会最速となる152キロを計測も、139球を投げて6回6安打8三振2失点で逆転を許し、7回以降は右翼へと回った。打線は2回2死三塁で石田恋の左翼線適時二塁打で先制。8回1死二、三塁では石田一の投ゴロで1点を返したが、そこまで。

 輿石重弘監督は「前半競った試合ができたが、1死満塁ではツキがあると思ってスクイズのサインを出した。そこが上手くいきませんでした」と5回の攻撃を悔いた。風間については「相手に粘り強く攻められました。球数と言うところで、交代は仕方なかったと思います。120球を超えたあたりから、厳しい表情が出てきました」と淡々と話した。

 今大会では31年ぶりとなる初戦突破を果たしたが、「去年の3年生の分もという気持ちでやってきました。その中で1勝ができて良かったと思います」と振り返った。

続きを表示

2021年8月22日のニュース