筒香には5球団が興味もメジャー出場機会重視でパイレーツ入り ウルフ代理人が明かす

[ 2021年8月22日 02:30 ]

筒香
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 パイレーツ・筒香の代理人を務めるジョエル・ウルフ氏(51)がスポニチ本紙の取材に応じ、ドジャースからパイレーツに移籍した舞台裏を明かした。筒香はド軍傘下3Aオクラホマシティーで「プライオリティー・プレーヤー」(出場優先度の高い選手)として扱われ、ほぼ毎日、試合に出場していた。「ド軍は筒香がメジャーでもっと打てると信じていた。再度メジャーで試したかった」と語った。

 しかし、ド軍は8月に入ってチーム事情で投手が必要となり、筒香をメジャーに昇格させることができなかった。その場合、ウルフ氏とド軍は筒香を自由契約にし、他球団と交渉する時間を与えることで合意していた。

 自由契約後、獲得に興味を示した5球団の中から、即メジャーでの出場が与えられるパ軍への移籍が決まった。

 「自由契約にする時も、ド軍は筒香との来季契約について興味があると言っていた」とウルフ氏は語る。筒香が今後も長打力をアピールできれば、パ軍残留はもちろん、古巣・ド軍など複数球団が獲得に動く可能性がある。(奥田秀樹通信員)

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2021年8月22日のニュース