高川学園 一時は逆転も、初の16強はならず 松本監督「よくやった。相手が強かった」

[ 2021年8月22日 14:25 ]

第103回全国高校野球選手権 2回戦   高川学園3-4神戸国際大付 ( 2021年8月22日    甲子園 )

<神戸国際大付・高川学園>5回1死三塁、適時打を放ち、神戸国際大付・岡田が後逸する間に、一気に本塁まで生還しベンチ前で笑顔を見せる高川学園・山(撮影・河野 光希)
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 第103回全国高校野球選手権大会の第9日は22日、甲子園球場で2回戦が行われ、5年ぶり出場の高川学園(山口)は4年ぶり出場の神戸国際大付(兵庫)に3-4で敗れ、甲子園初勝利を挙げた初戦に続く2勝目での3回戦進出はならなかった。

 高川学園は0―2の5回無死二塁に山見の左翼への適時二塁打、なおも1死三塁には山の右前適時打で同点、右翼手が打球をそらす間に山も一気に生還して勝ち越したが、そこまで。エース左腕・河野は完投も7安打4失点で勝利することはできなかった。

 松本祐一郎監督は「よくやった。相手が強かった」とすっきりした表情で話した。1点差で敗れたものの、「少ないチャンスをものにしようと指導してきた中で、5回の逆転は見事でした」とナインを評価。河野の投球についても「河野らしいいい投球だった。エースなので、きょうも最後までいかせようと最初から決めていました」と振り返った。

 チームは1回戦・小松大谷戦では7―6で甲子園初勝利を挙げた。「成し遂げられなかったことを成し遂げることができて、選手を称えたいです」と話した。

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