沖縄尚学・比嘉監督「完敗です」 的を絞れず、わずか1安打 先発・当山の力投も報われず…

[ 2021年8月22日 19:03 ]

第103回全国高校野球選手権大会   沖縄尚学0ー4盛岡大付 ( 2021年8月22日    甲子園 )

<盛岡大付・沖縄尚学>盛岡大付に敗れ、肩を落とす当山(右から2人目)ら沖縄尚学ナイン(撮影・河野 光希)
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 第103回全国高校野球選手権大会の第9日は22日、甲子園球場で2回戦が行われ、沖縄尚学は盛岡大付(岩手)に0―4と零敗。8回2死まで一人の走者も出せず、大城の中前打で不名誉な選手権初となる完全試合を免れるのが精いっぱいだった。

 「最初から最後まで全く対応ができなかった。真っ直ぐ張っている打者に緩い変化球が来たり、バッターを見て駆け引きができるピッチャーと感じた。完敗です」

 比嘉公也監督は「完敗」のフレーズを何度も繰り返した。今夏30回1/3無失点の先発・当山は4回に適時打と内野ゴロの間に初失点。8回に2本の本塁打を浴び、7回2/3を投げ、被安打13、4失点で降板した。

 「最少失点で抑えようと投げていた。中盤に追加点を取られたのは自分の力不足だと思う」

 潔く負けを受け入れ、左腕はマンモスを去った。
 

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