日本ハム・郡 22歳最後の日に大仕事!「執念」V打で初ヒーロー

[ 2021年4月25日 05:30 ]

パ・リーグ   日本ハム5-3オリックス ( 2021年4月24日    札幌D )

<日・オ>ポーズを取って写真に納まる(左から)フレップ、郡、上沢、ポリー(撮影・高橋 茂夫)
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 4月25日が誕生日の日本ハム・郡が、22歳最後の日に大仕事をした。1点目を挙げた左前適時打で、5年目で初の札幌ドームでの打点を記録。勝利打点となり、これも初体験のヒーローインタビューを受けた。「先輩方がつないでくれた。執念で打ちました」と話してファンの拍手を浴びた。

 「走者一、三塁で併殺もある。ゴロを打たないように、打球が上がる球を待っていた。最高の結果になってくれた」。心を決め、積極的に振る。10日に1軍に今季初昇格すると打率・348と好調。本職は捕手だが、野村を故障で欠く三塁でのアピールが目立つ。

 1月の自主トレを帝京の先輩の杉谷や清宮、野村と沖縄・伊江島で行った。トレーニングは体幹強化が主で「めちゃめちゃきつかったけど、打球の質が違ってきた」。打撃では後輩の野村にも助言を求め、昨季まで12試合だった1軍出場を増やそうと取り組んだ。

 「サードになりきってやっています。でも捕手を諦めているわけではないので」。俊足も生かした「1番・捕手」はあるか。楽しみな背番号60だ。

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2021年4月25日のニュース