広島 激戦を9―8で制して勝率5割復帰! 巨人は8回に6点差追いつくも広島戦2カード連続負け越し

[ 2021年4月25日 17:47 ]

セ・リーグ   広島9―8巨人 ( 2021年4月25日    東京D )

<巨・広>9回1死三塁、菊池涼は勝ち越しとなる中犠飛を打つ (撮影・西川祐介)
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 今季最多となる16安打を放った広島が一度は6点差を追いつかれながらも9―8で巨人を下して2連勝。前回のマツダ開催から巨人戦2カード連続勝ち越しとなり、勝率を5割に戻した。巨人は8回に6点差を追いついたものの2連敗を喫し、貯金が5に減った。

 広島は初回、菊池涼の左翼フェンス直撃二塁打を足場に西川の右前適時打で先制。4回にクロンの左中間への2号ソロ、5回には西川の右前適時打で着実に加点して3―0とリードを広げた。3―2と1点差に迫られた直後の6回には打者9人で西川のこの試合3本目となる中前適時打など5安打集中で一挙5得点。8―2と巨人を一度は突き放した。だが、5回5安打2失点で降板した野村の今季初勝利が懸かっていた8回に森浦、大道、塹江のリリーフ陣が打ち込まれて6点を失い、8―8の同点となって野村の今季初勝利が消滅。それでも9回、代打・中村奨の二塁打から菊池涼の中犠飛で勝ち越し。最後は新守護神・栗林がデビューから12試合連続無失点で切り抜けて逃げ切った。

 巨人は11日の広島戦(マツダ)で7三振を奪う142球力投で自身3年ぶりプロ2度目となる完封勝利を飾った先発左腕・今村が5回途中7安打3失点で降板。0―3で迎えた5回には大城が2試合ぶりとなる3号2ランをバックスクリーンへ叩き込んで1点差に迫ったが、直後の6回に平内、高木のリリーフ陣が5失点と踏ん張れず。2―8で迎えた8回には丸の今季初打点となる右前適時打、中島の2点適時二塁打などで一挙6点を挙げて同点としたが、直後の9回に中川が踏ん張り切れなかった。

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