ソフトB 首位陥落…7回まで散発3安打、9回反撃も及ばず

[ 2020年8月9日 05:30 ]

パ・リーグ   ソフトバンク2―4楽天 ( 2020年8月8日    楽天生命 )

<楽・ソ>6回2死、左飛に倒れて悔しがるソフトバンク・柳田 (撮影・白鳥 佳樹)
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 簡単には終わらせなかったが――。0―4の9回。ソフトバンク打線が初の連打で食い下がり、2点を刻むも逆転ならず。首位攻防戦で4敗目。7月23日以来の2位転落となった。

 「この前は、最初(初回)に1点は取ったんですが。それ以降、カーブや落ちる球も使われて。今日も同じようにやられてしまったのは確かにあります」

 7月9日の敗戦以来の対戦となった相手先発・塩見に苦しんだ。右腕が7回途中で降板するまで、打線は散発3安打と沈黙した。一方、ホークス先発の二保は3回まで3点を失ったが4回以降は立て直し、自己最長タイとなる7回3失点。再三、粘っただけに打線の奮起が遅かったことが悔やまれる。

 「7回まで何とか投げ切ることができた。中盤は割と、いいリズムで投げられた」と二保は振り返る。指揮官も「立ち上がりに3失点したが先発としては良かった」と評価。開幕2カード目の西武戦以来のカード負け越しとなった。

 1点を返した9回2死二塁で松田宣が適時二塁打。10試合ぶりとなる打点は、カード最終戦へつながるとみる。「2点目をマッチ(松田宣)が打ってくれた。また明日に期待したいなと思います。いやー、明日こそは!」。指揮官は涙雨を拭い、前を向いた。

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