阪神・ボーア 42打席本塁打なし 6番降格、状態悪くないが一発出ない

[ 2020年8月9日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神1-2広島 ( 2020年8月8日    マツダ )

<広・神(7)> 2回1死、ボーアは空振り三振に倒れる(撮影・大森 寛明)
Photo By スポニチ

 大山の次は、B砲の“ご無沙汰弾”に期待だ。6月25日以来、6番に降格した阪神のボーアは1安打を放ったが、この日も3打席ノーアーチ。1号本塁打が出るまでに要した38打席を上回る「本塁打なし」の最長ブランクは42打席まで伸びた。

 ただ、状態は決して悪くはない。5回1死無走者で中堅右へ大飛球を放つと、7回無死一塁では「ボーア・シフト」で二塁左横に寄っていた遊撃手の逆を突く左前打で好機を拡大した。打球に角度さえ付けば、柵越えも、たやすいはずだ。

 自身同様、ノーアーチが続いた大山は47打席ぶりに一発を記録した。次はボーアの番。矢野監督は打線組み替えの意図を「悠輔もボーアもあまり良くないんで。サンズを間に入れることでいい効果が出えへんかなと思って」と説明した。「OB砲」の復調がチーム浮上に直結するはずだ。 (惟任 貴信)

続きを表示

2020年8月9日のニュース